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北越紀州製紙専用線

~紀伊半島最後の貨物線~

 

所在地

 三重県南牟婁郡紀宝町

運行終了    2013年3月15日
訪問日    2015年9月14日
最寄り駅   JR紀勢本線鵜殿駅
訪問方法

JR新宮駅よりレンタサイクル

 

 

 

実はこの廃線跡、地図上には線路が残っているというレアケースで、ものすごく分かりやすいので、初心者の方におススメです。

上の地図で工場付近を拡大すると、工場内の線路まで書かれているのです。新宮駅までは大阪や名古屋から電車でも

3時間から4時間かかりますが、他の新宮駅近辺の2箇所とともに汽車旅感覚で訪問されてはいかがでしょうか。

 

さて、和歌山県との県境付近、熊野川河口近くに建つ北越紀州製紙紀州工場までの手段は、前夜に宿泊したホテルが

新宮駅の近くなので、 駅舎に入っている新宮市観光案内所でレンタサイクルを借りることに。

電動アシスト無しなら1日500円也。

     新宮駅舎 ~廃線ニスト紀行~   レンタサイクル ~廃線ニスト紀行~         

 

新宮の市街地を抜け国道42号線に入って、熊野川に架かる熊野大橋を渡り、三重県に上陸!

このトラス橋も年季が入ってなかなか魅力的。なんと昭和9年竣工!

 熊野大橋県境 ~廃線ニスト紀行~   熊野大橋トラス ~廃線ニスト紀行~  熊野大橋銘板 ~廃線ニスト紀行~   

 

熊野川を渡り右折、川沿いの道を5分ほど走ると工場が見えてくるので、堤防の道へ。

視界の先には熊野灘、堤防に左下には線路跡らしき細長い空き地。

  北越紀州製紙工場遠景 ~廃線ニスト紀行~  北越紀州製紙工場内専用線線路跡 ~廃線ニスト紀行~   

 

やがて線路跡は工場中心部に引き込まれていき・・・

その先に踏切跡発見。警報器だけがポツンと立っているのはなんとももの悲しい・・・

  北越紀州製紙工場内専用線線路跡カーブ ~廃線ニスト紀行~  北越紀州製紙工場内専用線踏切跡 ~廃線ニスト紀行~  北越紀州製紙工場内専用線踏切跡アップ ~廃線ニスト紀行~


引き返して元の道へ戻る途中。川向こうには写真左の奥に小さく紀勢本線と国道42号線の鉄橋が見える。

近くで見るとこんな感じ。特急「南紀」が熊野川を渡っていく。

  北越紀州製紙工場内煙突 ~廃線ニスト紀行~  JR紀勢本線熊野川鉄橋トラス ~廃線ニスト紀行~  JR紀勢本線熊野川鉄橋ガーター ~廃線ニスト紀行~

 

な、なんじゃこりゃ!?倉庫から線路が出ている。 振り返って見るとそこには海へと入っていく線路。

逆銀○鉄道999みたいやん・・・。 詳細は全く不明なんですが、何らかの水防施設なのかもしれませんね。

  水防倉庫 ~廃線ニスト紀行~  水防倉庫レール1 ~廃線ニスト紀行~  水防倉庫レール2 ~廃線ニスト紀行~


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